zero-inflatedなシカ密度

NO IMAGE

ベイジアンクリギングネタのまたつづき。 あの後、いろいろプロットして遊んでみると、シカ密度ってば0頭/km2なところが相当多いことに気づいてしまいました。 ちなみに、plot(density(deer))ってやって実行するとこんな感じ。

 https://i2.wp.com/blog-imgs-40.fc2.com/m/y/u/myuhe/deer.png?w=1100

 う~ん、0ばっかり。ま、逆に0がない方が恐ろしいわけで良いことではあるんだけど、これだと単純にポアソンでぽーんってわけにはいかないんでしょうな。

 まずは、kuboさんのところで探してみると、こういう0がやたら多いポアソン(zero-inflated poisson)というのも、winbugsでどうにかできるようです。
 お次は世界中のバグサー(bugs-er、つまりwinbugs使ってるひとのことを言うんだろう)の試みを調べるべくwinbugsのMLアーカイブの中から探してみると、世界中には同じような悩みを持つ人も少なからずいるようで、何件か見つかります。 

BUGS Archives — 2005 (#86)
BUGS Archives — March 2008 (#6)

 アプローチは結構違うような気がするんですけど、とりあえず隠れマルコフ使ってやっているのかな、と。

 ただ、未だに隠れマルコフがなんなのかが理解できていないとゆー致命的な問題は残すわけですが。 kuboさんところに、Bayesian Models for Categorical Dataなる本にzipモデルのことが書いてあるということが書いてあったので、まずはそれ読んでみますか。ただ、値段がね・・・ちとお高い。あまり、買いまくるのもあれなので、webcatで調べると、都合の良いことに九大図書館に蔵書があるよう。

 来週はどうせ九大に行くんだし、コピーしてくか。
  Data Analysis Using Regression and Multilevel/hierarchical Modelsって本にも書いてありますな。 こっちは、なんと熊本県大にあるそうな。む~いい加減カード作りにいかねばね。 にしても、まだ相当時間かかりそうですな。

 って右往左往してたら、ODさんはすでに手持ちのデータでマッピングまで終わっていらっしゃいました。
 む~これが噂に聞くマルチゲイツ級AIなのか