Rのためのanythingインターフェイス、anything-R.elを作った。
- 2010.05.24
- 日記
- anything.el, Emacs, ESS, Lisp

anything.elはあまりにも便利すぎるのですが、便利すぎてなんでもかんでもanythingしていると探すのに時間がかかったりしてきて効率が落ちてきます。
シチュエーションによって、使いわけると効率あがるかも、と思って書いてみました。
と言っても新しく書いたところはほとんどなくてEmacs wikiや以前書いたanything-sourceをパッケージングしただけです。それでもちょっとは便利になった気がします。
今回、書いたものはEmacs wikiに置いてます。
Emacs wikiデビューです。なので、auto-install.elなどをすでに導入されている人はM-x install-elisp-from-emacswiki anything-Rすればすぐ落せます。そうでないって人は、落としてきたファイルをロードパスの通った所に置いておけば良いです。後は.emacsあたりに(require ‘anything-R)とすればOK。僕はすぐ起動したいので次のようにキーバインドを当てています。
[cpp]
(define-key ess-mode-map "C-cr" ‘anything-for-R)
(define-key inferior-ess-mode-map "C-cr" ‘anything-for-R)
[/cpp]
実行すると、四つの候補が出てくるはずです。
`anything-c-source-R-help’ (関数やオブジェクトのヘルプやソースの閲覧)
`anything-c-source-R-local’ (オブジェクトのヘルプとかhead)
`anything-c-source-R-localpkg’ (インストールしたパッケージをlibrary()したり、削除したり)
`anything-c-source-R-repospkg’ (tsukubaサーバにあるパッケージをインストール)
こいつらを駆使するといろいろと便利なのですが、全部書くと大変なので以前書いていた使い方を参考にしてみてください。
これからEmacsでR使う人のための設定まとめ
anything.elのインターフェイスを使ってRのパッケージを管理するanything-c-source-R-pkg
anything-sourceのリストはdefcustomで定義しているので、M-x customize-group で anything-Rとすればオリジナルのリストを定義できます。
ソースを追加したり削除したりしたい時なぞお好みでどうぞ。
というわけで enjoy Emacs and R!!
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