imgur.comにEmacsから画像をPOSTするimgur.el

というのを作ってみました。もともとはRから出力した画像を気軽にアップできたらいいなと思ってe2wm-R.elの機能の一つとして作っていたのですが、作っているうちにいろいろと夢がふくらんできたので、e2wm-R.elとは独立してリリースすることにしました。
インストール
package.elをお使いの方はMarmaladeを利用したインストールがとても手軽です。M-x list-packages として imgur.el を探してインストール。後は再起動するだけで使えるはずです。
Marmaladeからのインストールについては以前書いた日記が多少参考になると思います。
Marmaladeはお手軽感が素敵なEmacs Lispのリポジトリサイト
そうでない方は、GitHubからimgur.elを落としてきて、ロードパスの通ったところに置いてください。
それとanything.elに依存していますので、同様に置いておく必要があります。
後は.emacsあたりに(require ‘imgur)と書けば使えるはずです。
使い方
使い方はさらに簡単。M-x imgur-post とするだけです。
このとき、Diredバッファかimage-diredバッファであれば、キャレット下のファイルがPOSTされます。そのどちらでもない場合は今開いているファイルがPOSTされることになります。
POSTが成功すると、Anythingインターフェイスにより得られた画像のURLをどう処理するかたずねられますので適当に選んでください。
これから追加したい機能
今回使っているAPIは、個人認証を必要としないためお手軽なのですが、これまでPOSTした画像などリストアップすることができません。
imgurではOauthによる個人認証のしくみがあるのですが、Oauthまわりで手こずってしまいまして、今回のリリースには見あわせることとしました。
というわけで、どなたかOauth1.0のライブラリを作ってくれる方を募集しています。
明日のsheepheadは
順番があべこべになってしまいましたが、新しくなったe2wm-R.elについて書く予定です。
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