ArcGISからのjailbreak

ESRIからすれば、酷いクレーマー状態な感じですが、着々とArcGISからのjailbreak(ipodtouch風)計画は進行中なわけでして、今回はとうとう決定的なソフト見つけてしまいました。
QuantumGIS(QGIS)というやつですが、基本はビューワ。ビューワといってもマルチバイトがほぼフルサポートされている時点でArcGISを凌駕している感じです。
さらにすごいのが、マルチプラットフォームだということ。Winマンセーな僕でも、無問題で使いまくれます。
そして、とどめがめちゃくちゃ豊富なプラグインの数。世界中のデベロッパーが作ったプラグインがありデフォルトでもいろいろと入ってます。
まず、すごいのがGrassプラグイン。Grass用のマップセットを作る必要がありそうですが、それでもGRASSの解析機能がいかんなく使えるわけです。ま、後はコマンド入力だろうけど、そこは良いとしておく。GPSプラグインもあるので、つないだGPSからこれまたサクッとおとせます。しかも、GPSbabelを介した変換までできそう。
そして、Rプラグイン。Rのグラフィックデバイス、統計解析機能をサクッと使えそうな予感。正に画期的(Quantum)なGISです。
ただ、でかいデータは処理に結構時間がかかりそうです。使うデータは小さいデータ限定の方が良さそう。こちらもQuantum(少量)ということか。む~なんてセンスのあるネーミングだ。
これで、そろそろ本格的にArcGISからのjailbreakができるかもしれません。ただ、モザイクとかチョコチョコした機能はないんだよな・・・・
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