設定したキーバインドをHelmインターフェイスで見るhelm-bind-key

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Emacsをしばらく使っていると、気にくわないキーバインドに度々出くわします。なので、 define-key なぞしながら、お好みのキーにバインドしていくわけですが、調子にのっていろいろやってくと、変えたことを忘れてたりして、ついにはinit fileの肥やしになっていきます。

キーバインドを見渡すのに便利なアプリとして emacs-helm/helm-descbindsがありまして、とても便利に使わせてもらっているのですが、デフォルトのキーバインドも全て表示されます。Helmで自分で設定したキーバインドだけを見れたら、だいぶ整理しやすいんだけどなーと常々思っていて、bind-key という良さそうなものを見つけましたので、久し振りにelispを書いてみました。

helm-bind-keyとは

helm-bind-keybind-key が提供する機能のHelmインターフェイスになります。MELPAにも登録してもらいましたので, package.elなどで簡単にインストールできると思います。 bind-keyについては、るびきちさんの説明が詳しいです。

emacs bind-key.el : define-keyを直接書くのは時代遅れ!Emacsの重鎮が行っているスタイリッシュキー割り当て管理術! | るびきち「日刊Emacs」

bind-key には、 bind-key を介して設定したキーバインドを一覧する機能があるですが、これがとても見にくいです。 helm-bind-key はHelmインターフェイスで表示するコマンド helm-bind-key を提供します。見ためについてまんま helm-descbinds の雰囲気です。

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設定しているキーバインドを全てbind-keyで設定し直さないといけないという手間はありますが、キーバインドを棚卸する時などに便利ではないかと思います。