設定したキーバインドをHelmインターフェイスで見るhelm-bind-key
- 2014.10.12
- Emacs

Emacsをしばらく使っていると、気にくわないキーバインドに度々出くわします。なので、 define-key
なぞしながら、お好みのキーにバインドしていくわけですが、調子にのっていろいろやってくと、変えたことを忘れてたりして、ついにはinit fileの肥やしになっていきます。
キーバインドを見渡すのに便利なアプリとして emacs-helm/helm-descbindsがありまして、とても便利に使わせてもらっているのですが、デフォルトのキーバインドも全て表示されます。Helmで自分で設定したキーバインドだけを見れたら、だいぶ整理しやすいんだけどなーと常々思っていて、bind-key という良さそうなものを見つけましたので、久し振りにelispを書いてみました。
helm-bind-keyとは
helm-bind-key
は bind-key
が提供する機能のHelmインターフェイスになります。MELPAにも登録してもらいましたので, package.elなどで簡単にインストールできると思います。 bind-keyについては、るびきちさんの説明が詳しいです。
emacs bind-key.el : define-keyを直接書くのは時代遅れ!Emacsの重鎮が行っているスタイリッシュキー割り当て管理術! | るびきち「日刊Emacs」
bind-key
には、 bind-key
を介して設定したキーバインドを一覧する機能があるですが、これがとても見にくいです。 helm-bind-key
はHelmインターフェイスで表示するコマンド helm-bind-key
を提供します。見ためについてまんま helm-descbinds
の雰囲気です。
設定しているキーバインドを全てbind-keyで設定し直さないといけないという手間はありますが、キーバインドを棚卸する時などに便利ではないかと思います。
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