レガシーマシンのHDDにKNOPPIXをインストール

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職場の方からノート用64mbのメモリをもらいました。ギガクラスが当たり前の今日日、非常に少ないメモリなんですが、そういえばむかーし使っていたPCだったら使えるかも、と押し入れの中から引っ張り出してきたのが10年前に買ったNEC製Lavie LW40H/8。スペックはセレロン400MHzにもともとのメモリは64mb。
 かっこよく言えばレガシーマシン、ふつーに言えば古いPC、悪く言えば粗大ゴミ(しかも処分にお金がかかる)。

 おもむろに、もらったメモリを指してみるとどうやら認識してるっぽい。お~これでメモリ128です。これくらいだとどうにか動かせるかもしれないと思い立ったのが不幸の始まりでした。

 とりあえず、軽量が売り文句のpuppy linuxのisoを焼いてインストールしようとするもののliveCD起動すらできず、squashfs errorなるエラーが延々と出てきます。いろいろブートオプションも試しましたが、駄目。ぢゃ、他のディストリビューションはどうかと片っ端からダウンロード。

 まず、試したのが Damn Small Linux。こやつは、インストールはできたものの表示がグチャグチャで使い物にならず、断念。

 次に試したのが、ecoLinux。これはライブCDで起動はできたものの、いざHDDにインストールしようとするとパーティションが切れんなどと怒られ断念。

 その次に試したのがSLAX。こいつもライブCDで起動はできたものの、HDDにインストールする方法がわからず断念。

 そのまた次に試したのがknoppixでした。こいつはライブCDで起動もでき、rootシェルでknx2hdと打ち込んで、なんと無事にインストール作業完了です。やた~
 んで、実際に起動してみると・・・もっさり。デフォルトで入ってるのを見ると、GIMPにFirefoxになんとCompizまで入ってるし。む~うちのおじいちゃんには荷が重すぎる。

 このもっさり具合は、あんまりだなーとか考えながら、良い方法はないもんか・・・と広大なネットをさまよっていると、どうやらsquashfs errorというものはディスクの読み込み時に問題がある場合に発生しやすいだそうな。

 次にひまひま日記2009を見ているとCD-Rの書き込み速度があんまり速いと古いドライブでは読み込めないかも・・・な記載が。確かにisoを焼いたやつは最近のCD-Rドライブではある。こいつがビンゴで、ライブCD起動までは行き着きました。そして、念願のHDDインストールも完了し、再起動かけてみると、今度はカーネルパニックと来たもんだ。

 この時点で、完全に萎えてしまい、KNOPPIXに逆戻り。レガシーマシンを操るというのも難しいもんだ。

 ってなことを書いてたらこんな記事が・・

 

会津坂下町、Linux搭載PCを中高生に(ほぼ無償で)配布 – スラッシュドット・ジャパン

 どうせなら、puppyのインストールからさせてあげると、アレゲな中高生が増えるだろうにね。