カメラ担いでバイクにまたがる

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ここのところ週末はいつも雨。というか、豪雨。
 せっかく、買ったカメラも出番がなく悲しんでいたわけで。今日は抜群の天気というわけではないですが、居ても立ってもいられず、カメラ背負ってお出かけしてきました。

 今日のレンズはヤシノンDX F1.4 50mm。今はなきヤシカのレンズです。ヤフオクで0.6wヘwス也。


口径もでかいので、なかなか見栄え良いです。

 ヤシカというメーカーは京セラに吸収されてしまったのですが、前進の富岡光学からレンズメーカーとしては有名なメーカー。カールツァイスと提携して、ツァイスレンズの販売をしたりしてました。
 そのツァイスレンズの影に隠れ細々と作られていたヤシノンレンズはなかなか光の当たらなかった可愛そうなやつでもあります。

ヤシカといえば、ヤシカエレクトロ。60年代後半に一世風靡した名カメラですが、このヤシノンレンズもその頃から連綿と作られてきたやつです。
 60年代後半頃は、リコーのリコーオートハーフ、オリンパスのペンFシリーズ、と優れたコンパクト銀塩カメラが次々と発表され、銀塩コンパクト全盛の時代。

 今や、ヤシカも屋号はなくなり、リコーもマニアックで良いコンパクトデジカメを作り続けてはいますが知名度としてはイマイチ。デジイチで頑張ってるオリンパスもコンパクト部門は鳴かず飛ばず。時代の波というやつでしょうか・・・

 湿っぽい話は追いといて、ヤシノンレンズ一本付けてウロウロしてきました。まず、定番のお花写真。

開放で撮影。む~よれない。

お次は、金峰山の麓にあるお寺に登ってみる。

メチャクチャ長い階段の上から、中間絞りで。

 
狛犬。被写界深度が浅くなるとボケが偉くやかましい。あ~円形絞りほしぃ。

 山から下りてきて熊本城をウロウロしていると、清正公祭りなるお祭りを発見。加藤清正は熊本城を造った、それは凄い殿様です。しかも今年は熊本城が築城されて400年という節目の年。いろいろイベントもやってるみたいです。

 浴衣姿の女性もたくさん来てましたが、さすがに写真撮らせてくださいなんて言うこともできず。ただでさえ、変なカメラぶら下げて怪しさ満点なのに、これ以上怪しい行動したら通報されてしまいそう・・・


提灯がブ~ラブラ。祭りって感じ。


偉くカラフルな清正公

 50mmという焦点距離。35mm換算だと75mmになってしまうのですが、なかなか撮るのに難しい画角です。スナップ専用と割り切ってしまえばなんてこたないですが、被写体は選ぶ必要があります。

 にしても、マニュアルがことのほか面白いです。あ~でもないこ~でもないとか考えながら撮って、パラメータ弄ったり。まだまだ修行は足りないですが、しばらくK10Dをイジイジする日々が続きそうです。