みんなが仮想マシンを使うようになればいいのに

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自宅のubuntu環境もいろいろとカスタムを施し、日常生活にはほとんど困らないレベルまでになってきました。
 なかなか言うことを聞いてくれないときもありますが、手がかかるほど愛着も沸くというもの。ネット上にも多くの先達がいるので、どうにかなります。
 とはいうものの、世の中のPCに入っているOSの9割はWinであることは、抗いようのない事実。フリーソフトウェアがどれだけ充実しようとどうしてもwinでしか使えないソフトウェアもあるというのが現実。

 そんな時に便利なのがいわゆる仮想マシンです。仮想マシンとはWikiPediaによると・・・

仮想機械(かそうきかい、Virtual Machine、バーチャル・マシン、VM)とは、コンピュータCPU記憶装置などのリソース仮想化した上で、その仮想化したコンピュータを実行するためのアーキテクチャまたはソフトウェアである。更にはそれら技術により実現された仮想機械(仮想のコンピュータ)そのものを指す。
wikipedia「仮想機械」より

 つまり、PCに実際インストールされているOS(ホストOSという)の中で、別のOS(ゲストOS)を動かせるようになるわけですね。今、お手軽に使える仮想マシン構築用のソフトウェアで、代表格はvmware。最近はvirtualboxなんつーのもあって、お手軽に仮想マシン環境を構築できます。

 グダグダ書くより見た方が早い。

 

 実際にうちのPCでvmware server2とvirtualboxのなかでxpを起動させてみました。例えば、xpでなくても別のlinuxとかBSDとか入れることも可能。

 こんなことして、何が便利かとゆーと・・・

・winでしか動かないソフトを仮想マシン上で動かせる。デュアルブートだといちいち再起動しないといけないですが、仮想マシンだとシームレスに使うことができて便利。

・OSの持ち運びが楽。OSをネイティブに動かそうとするとかなり面倒くさくて、しかも自分なりにカスタマイズした環境ともなるとかなり面倒くさい。仮想マシンだとあくまで一つのファイルのように扱えるので、サクッと環境を復元できる。

・これは、vmware server限定ですが、ネットワーク内のPCに仮想マシンを構築したらリモート内のどのPCからもリモートアクセスして仮想マシンを使うことができます。例えば、モンスターサーバに仮想マシンを入れれるだけ入れて、TPOに応じて使い分けるといったこともできます。しかもローカルのリソースはほとんど使わずに。

 こんな感じで、さも服を着替えるかのようにOSを使い分けることができます。こんなお手軽にOSが使えるといろいろ試してみたくなるもの。
 まずは、winをホストOSにしていろいろなOSを試してみるというのもおもしろいかもしれません。