これからgitを勉強しようとする人がはじめに読むべき1冊

最近、Rスクリプトとかpythonスクリプトの管理にGitを使っています。
勉強するのに困ったのは、日本語の書籍が全くといっていいほどないこと。最初は、ネットの情報をたよりにやっていたのですが、そもそもシステム自体が理路整然としたものであるバージョン管理システムなのに拾い読みしてもなかなか理解が進みません。そんな時に見つけたのが、WEB+DB PRESS Vol.50でのgit特集でした。
著者
現在のメンテナであるJunio C Hamanoが書かれてます。
素晴らしい点
本特集は全6章に分けられていて、バージョン管理システムの予備知識がない人も読み進められるようになっています。そして、4章までは、個人でgitを使う場合、またはローカルリポジトリを使う場合の説明に割かれていて、残り2章はグループでgitを使う場合、または共用リポジトリを使う場合について説明がなされています。ただ、最後の2章も必ずしもグループでしか使えないという説明ではなくて、一人で使う場合の応用として説明がなされています。つまり、gitは一人だろうがグループだろうが有用なツールだということが、非常にうまく説明されています。
ちょっと感動してしまったこと
特集の中のコラムで、gitは階層的なのかP2Pなのか、といった話が出るのですがgitはどちらにもなり得るシステムであるそうな。それは至極当たり前のことで、トップレベルのリポジトリにも、例えば仮に僕が作ったパッチを反映することもできるわけで、そういった柔軟性がgitが指示される理由の一つなのかも。
ただ、視点を現実に替えてみると会社も役所もすごく階層的なんですよね。社長がいて、部長がいて、みたいな。うーん、なぜなんだろう。gitには階層構造もP2Pもあるのに、社会でP2Pが発達しにくいのってなぜ??その疑問に対するjunio氏なりのヒントがコラムに書いてあって思わず納得してしまいました。ネタバレになるので、これ以上は本誌でどぞ。
まとめ
本特集のおかげで、gitの使い方がだいぶわかりました。いちお今書いているちょこちょこしたものもgithubにホスティングするようにしてます。
myuhe’s auto-complete-acr.el at master – GitHub
今のところ、CUIがメインなのでなれてないとめんどいですが、tortoisGitなるものもできてきてるのでこれからは、かなり普及するかも。
WEB+DB PRESS編集部
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